ホームページ制作の仕事をしていると、「ホームページで集客できない…」「問い合わせが来ない…」といった集客のご相談をいただくことがよくあります。
この記事では、問い合わせが来ないホームページを見直す際は、「問い合わせフォームの数と種類」をはじめに確認してみましょう、といった話をお伝えします。
問い合わせフォーム改善のアイデアは数多く存在しますが、これまで私たちが静岡県東部のホームページ制作現場で見てきたこともふまえて、伸び代が大きいと考えているポイントに限定しました。問い合わせが来ないと悩まれている方のヒントになれば幸いです。
ホームページから問い合わせが来ない、といったご相談をいただくことがよくあります。
力を入れて作ったホームページ。アクセス数も十分。なのに、全く問い合わせが来ない…。たしかにこれでは、ガッカリしてしまうと思います。ご相談に来られるお客様の多くは、問い合わせが増えて商品やサービスの販売につながってほしい、と期待しています。
こういったご相談に来られるお客様でよく問題となるのが、「問い合わせフォーム」が1つしかないというケースです。
問い合わせフォームは、顧客と御社をつなぐ「窓口」にあたり、重要な役割を担っています。窓口がたった1つのホームページは、顧客にとって分かりにくく不便です。
たとえば銀行へ行くと、預金、融資、保険…のように複数の窓口が設けられていることが多いと思います。顧客は自分の目的に合った窓口に行けば良く、便利です。ホームページでも同じことが言えます。
もちろん例外もありますが、窓口を複数用意して、便利な状態にしておくことが大切です。
一般的なホームページの場合、「問い合わせフォーム」は以下の5種類があります。問い合わせのハードルが高いものから順に並べてみました。
※所内でもお手本にさせていただいている、株式会社WACUL・垣内勇威さん著「デジタルマーケティングの定石」を参考に作成しました。
ご相談に来るお客様では、「3」しかないホームページが多い傾向にあります。全く問い合わせが来ないという場合は、「4」や「5」を設けることで問い合わせのハードルを下げて、効果を確かめてみることをオススメします。
御社の商材や顧客の特性、社内の営業部署との兼ね合いに応じて、どれを選ぶかの調整が必要になりますが、基本的にこの5種類をおさえておけば対応できるでしょう。
御社のホームページをはじめて訪れる顧客は、実績のある企業や有名企業をのぞいて、御社のことをよく知りません。商品や取引先を選ぶ際、よく知らない会社には、そう簡単には問い合わせをしてくれないでしょう。
たとえば、BtoBの取引であれば、製品カタログを見たい、料金を知りたい、見積が欲しい、導入事例を見たい、といった「自分の知りたいこと」を探すために顧客はホームページを訪れます。
御社の製品カタログを見たい顧客がいるとします。そんなとき「製品資料ダウンロードフォーム」を予め用意しておけば、問い合わせをしてくれる可能性が高くなります。
「問い合わせフォームの自由入力欄で、資料請求の旨を書いてもらえば良いのでは?」という意見も分かります。しかしながら、フォーム入力は結構めんどうです。可能な限り顧客の手間を省いてあげることで、機会損失の可能性を少しでも下げることにつながります。顧客にとって、ホームページを便利な状態にしておくことが大切です。
ちなみに、ハードルを下げすぎると嫌な問い合わせが増えてしまうことがあります。試行錯誤を繰り返すことで、御社に合ったハードルの高さを見極めることが重要です。
「問い合わせフォーム」の改善は、ホームページのビジネス活用の第一歩です。問い合わせが来ないからといって、いきなり全てのページをリニューアルすることは、予算的な制約が無かったとしてもおすすめしません。
まずは「問い合わせフォーム」を増やしてみる、変えてみることから試してみてはいかがでしょうか。
アリカタは、静岡県東部企業の事業成長、売上、採用に貢献するホームページを作るweb制作事務所です。何から手をつけたら良いのか分からない、見た目にこだわってリニューアルしたが効果が出ないとお困りの方は、私たちにご相談ください。
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