この記事では、「ホームページを誰に届けるか?」すなわち、ターゲット設定について解説します。
ターゲットは「ホームページの目的設定」と同様に、具体的に決めることがポイントです。
どのような顧客に届けるかによって、ホームページに求められる中身(情報、コンテンツ)が異なるためです。
インターネットで検索をする人の多くは、自分(自社)の悩みや質問に対する「答え」を探しています。
お問い合わせ、資料請求の獲得といった御社の目的を達成する前に、顧客が求めていることの「答え」をホームページに掲載し、納得・満足してもらうことが先です。
その上ではじめて、問い合わせなどの行動をうながす段階に進んでもらうことが可能になります。
言い換えると、顧客の意図(検索意図)に沿った情報をホームページに分かりやすく掲載することが重要です。
ターゲットを具体的に決めることによって、ホームページに載せるべき自社の強みや訴求ポイントを明確にすることにつながります。
ターゲットは「20代サラリーマンの○○担当者」。
このように、人の属性(世代や職業など)のみのターゲット設定では、ほとんど意味がありません。
ターゲットの決め方には様々な手法があり、一概に答えはありませんが、たとえば、以下のような項目について検討します。
顧客の「悩みや疑問」を見極めるときの一つの考え方として、「不をおさえること」と言われています。
不満、不安、不要、不急、不信、不適など、さまざまな「不」があります。
ホームページで書かれた内容を読むことで「その不を解消してもらえそうか?」の視点がとても重要です。
「○○が○○できずに困っている。自分では解決できそうもないので、解決してくれそうな会社・サービスを探している、中小企業の○○担当者」
例えば、このようにターゲットを設定します。
ここで一つ注意しておきたいことがあります。
それは、御社の決めたターゲットが「自社に都合の良すぎる設定になってないか?」の確認です。
集客で思うような成果が出ていない場合、自分たちの「顧客・消費者」理解が足りておらず、自社に都合の良いターゲット設定になっている可能性を疑ってみると良いかもしれません。
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