こんにちは、アリカタのよっしーです。
“サイト改善侍”とも呼んでいただいてます。
ポール・ジャルヴィスさんの「ステイ・スモール」を読みました。
ステイ・スモール(ポール・ジャルヴィス著)
読む中で印象に残った言葉を4つ、ふりかえってみます。
カンパニー・オブ・ワンとして自由を獲得するには、自分の核にある一連のスキルを良く把握しておく必要がある。能力と自由は切り離すことができない。
「良く把握する」とは、成果が出るくらい徹底的に打ち込みましょう、ってことだと思います。
少し学んだくらいでは、得たスキルがどう活き、仕事につながるかは分からないから。
単にスキルを身につけるだけでなく、自分の現在地が把握できるくらい徹底してスキルを身につけなければならない、といったところでしょうか。
徹底的に学ぶことではじめて、自分がどこで戦えるかが見えるようになります。
表面的に学んだだけだと戦える場所が分かりません。
最近なにかと話題の初級者向けウェブ系スクールに通っただけでは結果を出せないのも、スクールで学ぶことは既存の(世の中で浸透している)ルールであって、そこに「顧客から選ばれる価値」はないから。
通っただけでは、スタートラインに立ったに過ぎません。
一方で、学生起業して成功する人など若くして成果を出せる人もいますが、それはほんの一握りです。
その他大勢の人は、当たり前のこと時間をかけてでも当たり前に続ける、行動の量を質に転化するまで続ける、
凡事徹底が大切だなと思いました。
未来食堂の小林さんも言っているけど、ひらめくのはひらめくまで考えるから。
その先にカンパニー・オブ・ワンとして自由を獲得する未来が続いていると思います。
成功するのに必要と思われるときには拡大すればいいが、成功に規模の拡大が必要なわけではない。 カンパニー・オブ・ワンが問わなければならないのは、”ビジネスをもっとよくするにはどうすればいいか”であって、”ビジネスをもっと大きくするにはどうすればいいか”ではないのである。
本書のメインテーマです。
事業戦略レベルのフォローをWeb制作でお手伝いさせていただく時、目標(どの山を目指すか?それで会社・組織として良い方向?)をていねいに問いかける理由も、まさにこれなんですよね。
「たくさん」ではなく「よりよく」と筆者は繰り返し強調しています。
結果的に大きくなることはあっても、大きくすることが絶対のゴールではないとのこと。
Twitterのフォロワー数でも同じことが言えると思います。
拡大ときくと華やかな感じはしますが、場合によっては小さくすることも選択肢です。
筆者も拡大を否定しているのではなく、拡大以外の「選択肢」があることを強調しています。
増やすために何かをするのではなく、自分のビジネスを良くすることに専念した結果、増える。の順序。
わたし自身も社交が苦手で、集団のなかではあまり話せない。会議やパーティーなど、あらゆる場でうまく振る舞えずにいる。そこでわたしは、自分が得意なことを中心にビジネスを組み立てることにした。オンライン講座と文章でのコミュニケーションだ。自分が内向的なのを言い訳にして行動しないのではなく、内向性をプラスの方向に活用することにしたのである。そうすることで、自分の個性とスキルに合ったリーダーとしてのあり方を見いだすことができた。
行動しない理由を探すのではなく、苦手を克服して行動できるようにするのでもなく、今の自分で戦える土俵を選ぶ、ってことですね。
僕は両耳とも重度の難聴なので(読唇術でおぎなっています)、大人数の会議や飲み会は聴き取りが苦手です。
うまく会話に参加できないため、こういった場でのコミュニケーションの取り方に悩み続けていました。
今回この本を読んで、無理やりこういった場のコミュニケーションを取りに行かなくても、戦い方があることに気づきました。
苦手なことを克服する取組みも大切です。
一方で、克服できない不可抗力もあります。
その場合は、苦手なままの今の自分でも戦える方法を考えて行動に移していく。
今の自分で出来る方法を考えるべく、知恵を働かる方が得策だと思いました。
できることが増えた方がより優れた結果を出せるように感じますが、制約や不便がある方が、人は知恵を働かせるし賢くなれる気もしています。
僕も知恵を働かせて「今の自分」で行動していこうと思ってます。
問題解決や何かの改善に集中していれば、情熱はあとからついてくる。情熱を持てる仕事を ただ夢見ているのではなく、実際に仕事をしているからだ。
文章を書くことに「情熱」がいまひとつわかないのですが、まずは書くしかないってことですね。
とにかく書く!呼吸をするようにブログを書く!書く!
お読みいただきありがとうございます。
では、またブログ書きます!
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